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日本芝草学会 校庭芝生部会しポート(2007.11.11)

  東京都の芝生化事業予算20億円があるも、38校しか手が挙がらない!?
維持管理の手間、コストが大変だという意識がかなり強いことを象徴する結果です。
ゆとり教育という教育環境にあって、先生方も昔と違った意味でのストレスを抱えており、あとは先生にという訳にはいかないのが実態です。先生方だけではなく、保護者や児童、また可能であれば地域の方々と一体となった維持管理システムが求められます。芝生化することと維持管理することを切り離して考えることはできません。地域によりそのスタイルも考え方も違いますが、この維持管理システムにあっての校庭芝生化というのは間違いないでしょう。 芝生化にも全面・部分(芝生広場)など用途、目的に応じた選択技もあるので、無理のない方法が前向きな選択のカギを握るのでしょう。

芝生化した学校の子供たちの変化は・・・
・子供たちの運動量が格段にあがった
・高学年の女の子が冬でも外で遊ぶようになった(子供を外に引っ張り出す力がある)
・登校時間が早くなった

保護者の反応は・・・
  これまで芝生化に反対していた保護者が最終的には積極的に協力してくれるようになった

管理についての考え方は・・・
  芝生の管理にも色々ありますが、校庭の芝生は、ゴルフ場のような管理は到底できません。きれいな芝生を維持てきることに越したことはありませんが、何のため、誰のための芝生なのかをきちんと把握して、無理のない管理をすることが芝生管理を持続する秘訣です。
芝のプロが見てダメなものでも、実際、緑の芝生の上で子供たちはみんな喜んで走り回っているわけてす。『芝生はこうでなくてはダメなんだ』という既成概念を取っ払いましょう。
『玄人の目と経験が成長と発展を妨げる場合がある』
また、特に校庭芝生の管理に関しては、コントロールしようと考えるのてはなく、マネージメントする考えで行うべきであるという見解も示されました。

先生方だって大変なんです
  実際のところ、『校庭の芝生化』という話を先生方にすると、すぐさま賛成派に回るケースは稀です。特に担任を持つ先生てあれば尚のこと。芝生の管理まて頭が回らないというのが本音なのてしよう。モンスターペアレンツとかいう出過ぎた保護者の出現で、先ず先生自身を訴訟等から守るための保険が話題になったり、給食費を意図的に払わない保護者の対処など(全てではありません)、子供たちに威厳を持って教育をする環境が揺らいでいるからてす。
しかし、先生方の理解と協力がなければ仮に芝生化が推進されようとも、その意義は半減するでしよう。また、管理機能が停止した校庭の芝生は見るに耐えません。
一方、中には、面白い先生もいて、芝生化された校庭を乗用芝刈り機で悠々ときれいに刈り込むことが何よりもストしス解消になっているとか…。子供たちのための芝生化というなら、当然、先生方のためにもなるような芝生化てなければ、単に、教育の一環として結び付けるには無理があります。専門家のアトパイスば不可欠てあり、芝生化に携わる人々に不安を与えない説明と理解、管理体制の構築が求められます。
『みんなの芝生』という柔軟な気持ちて取組んでいきましよう。

『芝生』は誰が扱い、どのような管理下にあるのか
  現在、芝生は土木や緑地環境部などの管理下にあり民間で主導を握るのば難しい。
行政のネットワークが求められるほか、メンテナンスにあいても全国てトしーニングできる阻織をつくり地域のサポートをしてゆく必要性が唱えられました。

地域にもたらす効果は?
・砂ぼこりが発生せず、地域住民から喜ばれる
・維持管理を通じて、保護者以外の地域住民との融れ合いが増した等

さらに、こんな効果も
・フィールド競技で世界レベルへ
  いまやサッカーもようやく世界の扉を開きつつありますが、これまで日本のフィールト競技が世界のレベルに足元も及ばなかったのは、天然芝生の上て競技をする環境になかったことが大きな要因の一つだと言われています。ラグピーなどもそうてすが、思いっきり安心してタックルしたりトライてきる場所て常に練習、試合をしている国と、そうでない国とては長い間で相当の格差がつくのてはと想像がつきます。芝生化で将来の日本のスポーツは明るいかも。
がんばれ!ニッポン!!
・東京ドーム約60個分の面積が芝生に!!
  都内の公立小中学校、都立学校などの校庭を全部芝生化したら、なんと300ヘクタールもの緑が実現されます。学校校庭を除いた都会にこれほとの面積を緑化てきる場所は存在しません。単に、校庭の芝生化は、ヒートアイランド現象の緩和にも貢献することでしょう。

校庭芝生化への取組みは環境の『環』で!
  芝草学会『校庭芝生部会』に参加する組織は多織で、NPO法人、造園業、各種メー力ー、行政などです。そして、当然のごとく、それぞれの目的も意識も姿勢も大きく異なります。
また、地域によってもその環境ば異なりますが、特に資金面での課題は何をおいても大きな壁と言ってよいと思います。営利企業も、非営利企業も混在はしていますが、ただ一ついえることは、そこにニーズが生まれているということてす。そして、その取組みや流れば一貫していて、どちらの方が優位というわけではないのてす。子供たち、先生方、保護者、地域の方々の理解が得られてこそ実現する、まさに『ひと』の活動だからです。
どのような組織であっても、共有する目標や夢を尊重して、『校庭の芝生化』を推進してゆくネットワーク作りが今、このテーマに求められています。

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