ゴムチップ舗装のよくある質問
Q.小面積ですがDIYで施工できますか?道具は何が必要ですか?
A.カラーゴムチップ舗装は、プライマーを塗布した下地にゴムチップとバインダーを混ぜたものをコテで敷きならす作業です。平場の左官作業とお考えいただいて必要な道具を用意すればできます。詳しくは施工フローをご覧いただき、ご不明な点はお問い合せください。
Q.ゴムチップ舗装をする際に不向きな場所や気象条件はありますか?
A.降雨、降雪、気温5度以下での施工は、硬化不良やひび割れ等が生じる原因になるため、オススメしません。
Q.雪が降るような地域でもゴムチップ舗装はできますか?
A.雪に埋没する地域でも可能です。除雪して滑りにくい素材として採用されています。
Q.傾斜がある場所でも施工できますか?
A.施工可能な傾斜角度は、0~45度くらいまでです。
垂直部分に施工する場合は、事前にゴムマットを作成し貼付け対応となります。
Q.ゴムチップ舗装の際、プライマーは必ず必要ですか?
A.下地がコンクリートやアスファルトの場合、下地との接着を強固にするために塗布することをオススメします。
Q.ゴムチップ舗装の一般的な厚みは何mmですか?また、それ以上厚みを厚くするメリットは何ですか?
A.一般的に厚さ10mmが多いですが、それ以上厚くするのは、クッション性を高めるためです。 その場合、カラーゴムチップより黒ゴムチップの方がコストが安いため2層施工とし、表層はカラーゴムチップ10mm・下層は黒ゴムチップで10mm~40mm程で調整します。
Q.施工の値段はどのくらいですか?デザインをつけた場合と一色だけの施工とで値段は変わりますか?
A.面積、厚さ、下地、施工場所の建物の階数、施工難易度、デザインの有無等により異なりますが、目安として100平米(厚さ10mm)単色の場合で、¥20,000円/平米(税別)ぐらいでお考えいただければと思います。多色の場合や、複雑な模様・形状の場合は、別途費用が掛かります。
Q.ゴムチップ舗装の下地はどういったものなら可能ですか?
A.透水性アスファルト舗装がオススメですが、砕石層(さいせきそう)、コンクリート、鉄板、木材などへの施工も可能です。
土や石、タイルなどへの施工については、下地処理が必要な場合があります。
なお、下地の強度不足は、陥没(かんぼつ)やひび割れの原因となり、施工後に下地を改良することはできませんので、必ず事前に確認が必要です!
Q.ウレタン防水、シート防水、FRP防水のベランダに施工できますか?
A.通常のプライマー接着で施工すると、温度差からくるゴムチップの伸び縮みにより防水層を傷める危険性があるため、できません。
Q.フェンス基礎部分を覆うことはできますか?
A.基礎の高さにもよりますが、垂直部分(側面)はゴムマットの貼付け、天端部分は現場施工で対応可能です。ゴムマット貼付けをせず、斜め裾広施工も可能です。
Q.何回かに分けての施工はできますか?
A.施工日の異なる部分の境目が目立ちますが可能です。
Q.施工した後、何日後から使用できますか?
A.通常、翌日には舗装面に乗ることができますが、必ず乾いているか触って確認してください。べたつきがある場合には、乾くまで養生が必要です。養生期間は、夏場で1日、冬場で1~2日程度です。
Q.耐用年数はどのくらいですか?
A.ご使用環境・状況によりますが、10年を過ぎると劣化が目立ち始めます。
Q.経年劣化で亀裂が入ってしまったところや、ポロポロになった場所は補修工事できますか?
A.補修箇所の数・対象面積・経過年数等によりますが、その後のメンテナンスなどを考慮すると、再度舗装し直すことをオススメします。
仮に補修をする場合は、亀裂箇所を広めにカット撤去し再度舗装し直しますが、同色のチップを使用しても経年劣化等により色味が変わります。ポロポロになった場合は高さの取り合いが可能かにもよりますが、オーバーレイをすることはできます。
Q.夏は、ゴムチップ舗装した部分は熱くなりますか?
A.アスファルト程ではありませんが、それなりに高温になります。遮熱タイプのカラーゴムチップ(標準タイプよりもマイナス5~10℃)もあります。
Q.ゴムチップ舗装はドッグランに向いていますか?
A.夏場の暑い時期は肉球を傷めるため舗装した部分に乗れませんが、それ以外の時期であれば問題ありません。穴掘り行動にも耐えられますし、透水のため水洗い清掃で清潔に綺麗に保てます。
Q.日頃のメンテナンスはどのようにしたらよいですか?
A.水洗い及びブラッシングで清掃出来ます。